父ちゃん坊やの普通の写真

青空書房

3月20日にNHkで放送された89歳のラブレター~大阪・天五中崎通商店街~ をたまたま観て、店主に会いたくなって行ってきました。
a0200696_19252912.jpg

a0200696_19294350.jpg

a0200696_1926767.jpg
a0200696_19261916.jpg
TVを観て栃木から訪れた亡き奥さんと同じ名前の中学校の先生。店主にお願いして本を選んでもらいました。
a0200696_19283512.jpg
彼女のために本を探す店主。
a0200696_19291783.jpg
日めくりカレンダーが26日になっていますが訪れたのは今日、27日ですから・・・・。これも愛嬌かな(*^_^*)



定休日に張り出される「ほんじつ休ませて戴きます」のポスターが有名ですが、店主の著書夫婦の青空から妻、和美さんもメッセージの一部を紹介します。


とうちゃん、さきに逝って、ごめんね。
あんたと一緒か、見送ってからや言うてたのにね。
永くて短い一生でした。
女子挺身隊で九州の炭鉱で働き、やっと和歌山の教会に戻り、おばあちゃんと二人で守ってきましたが、
縁あって大阪のあなたの所へ嫁いできました。・・・・中略・・・
私たち夫婦は、若い時からよく喧嘩しましたね。おとうちゃんは商売そってのけで郷土史や民俗学の勉強を
したり、ひまがあると絵を描いていましたね。でも朝7時から晩12時まで、くたくたになるまでよく働きました。
ひとの倍働いて、ひとの倍安く売ったげるのやと、苦学生時代の苦労忘れぬひとでした。・・・中略・・・
とうちゃんは、お酒ものまず、パチンコも知らんと、ただせっせと古本に埋もれて喜んでいるひと。わたしは、
そんなとうちゃんが自慢でした。お金儲けは下手でも、いろんなことを勉強するひと。おとうちゃんはわたしの
宝ものです。一日でも長生きして、若いひとにいいことたくさん教えてあげてね。
わたしは残念やけど、先に行きます。
けど、とうちゃん来るまで、あんたのそばにひっついているよ。たすけたげるよ。まもったげる。
息子のつくってくれたお墓には、一人では行けへんの。「世界で一ばん好きなひと」と、おとうちゃんが言ってくれたように、
わてにとっても、かけがいのないひとやから、ず―っとそばについています。
そやけど、浮気したらあかんよ。ひっぱたくよ。地球上で一ばん好きなあかんたれ、弱虫泣きみそ、そのくせ、
おこりんぼな、わたしだけのおとうちゃん。
からだ、だいじにしてや。
みんなに、やさしくするんやで。
さよならとは、いいません。
                         あなたの和美より
さかもと けんいち様  


      


にほんブログ村 写真ブログ コンデジ写真へ
ポチッとしてもらったら木に登っちゃう
[PR]
by noboru-X | 2013-03-27 20:13 | X100s | Comments(6)
Commented by chibiteri at 2013-03-28 06:36
いいお顔されてますね。
本を選ぶ目はプロの目!
時計を見ると・・・おなかすいた(笑)
Commented by okikunosippo at 2013-03-28 11:51
残念ながらTVは見ていませんでしたが
のぼるさんの写真、どれも好きです。
いいお顔されてます。
奥様からのメッセージにはほろっときました。
本当に素敵なご夫婦だったのですね。
とても暖かなキモチになれました。ありがとうございます。
Commented by sirokabu2011 at 2013-03-28 16:37
このような写真をいつか撮ってみたいな~と軽く思いました(汗)
最後のお手紙も心に響くようでしたm(__)m
Commented by noboru-X at 2013-03-28 18:53
★ちびてりさん、ありがとうございます★
もうすぐ90歳ですがお元気です。高いところにある本の整理などは
近くの喫茶店のマスターが手伝っているのだとTVでやっていました。
その喫茶店に行くのをわすれちゃいました(^^ゞ
この周辺の商店街、楽しいですよ(*^_^*)
Commented by noboru-X at 2013-03-28 19:01
★おきくさん、ありがとうございます★
TV観てきましたっていう人が次から次へと・・・私もその一人ですが(^^ゞ
どの作家の作品がいいかとか、いまこんなことでなやんでいるのですが
何かいい本はないですかとかに
店主は親切丁寧に答えていました。
店主の言葉によって埋もれていた古本が宝物に変わる瞬間を
見たようでした。
いつまでたっても奥さんのことを愛していられるって凄い事ですね(^^ゞ
Commented by noboru-X at 2013-03-28 19:05
★sirokabu2011さん、ありがとうございます★
TVを観ていてこの店主なら気軽に写真を撮らせてもらえると
思って行くことにしました。
カメラを向けると目線をくれ笑顔で応じてくれました。
ここまで迫って撮れたのは初めてかもしれません。
名前
URL
削除用パスワード